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市川会計事務所だより 平成29年12月20日発行号

市川会計事務所だより平成29年12月20日発行号

古来より日本人は祭や年中行事などの非日常を「ハレ」の日、日常を「ケ」の日と呼び、「ハレ」と「ケ」をワンセットにして使い分けていたそうです。私たちの日々も「楽しいこと」「苦しいこと」が交互に起こり、まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」です。今年も残りわずかとなりました。良いお年をお迎えください。

知っとこ!「税務のマメ知識」

【【亡くなった後に遺産相続でもめないために】】

「私が所有する土地に娘夫婦が家を建てて20年ほどになります。私には娘と息子の2人の子どもがいるのですが、娘が暮らすその土地は娘に相続をさせたいと考えています。私が亡くなった後に遺産相続で子どもたちに争って欲しくないため、今のうちに手を打っておきたいので何か対策を教えてください」というご質問がありました。「わが家に限って」と思いたいところですが、遺産相続でもめるケースは少なくないようです。しかし、もめないためにと何の対策もなく生前に贈与をしてしまうと、多額の贈与税がかかることに・・・。そこで、知っておきたいのが「相続時精算課税」という制度です。この制度は、60歳以上の祖父母・父母から、20歳以上の子・孫に対して財産を贈与した場合、2500万円までであれば贈与財産の種類や金額、回数に関係なく贈与税がかかりません。ただし、相続時にその贈与した財産も他の相続財産に含めて相続税の計算をすることになります。メリットは、事前に財産が移転できるので争族のリスクが減ることや、将来、値上がりするような財産であれば、贈与時の評価で固定されるため相続税の負担を軽減できることでしょう。デメリットは、一度この制度を選択すると暦年控除が使えなくなることや、相続に比べて不動産の登記コストが高くなることなどでしょう。

トレンドを斬る!

東京・渋谷の「ハイリーファイブカフェ」は女性客を意識した漫画喫茶です。エステサロンのようなエントランスに輸入菓子が並ぶショップ、アロマディフューザーのレンタルもあり、若い女性が利用者の大半を占めています。またオートロック式の個室は完全防音でプライバシーを保てることから、自分専用のオフィスとして仕事をしたり打ち合わせに利用するビジネスマンも増えているとか。漫画を読む以外にも、プライベート空間としての新たな需要が広がりそうです。

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